2016年12月8日木曜日

婚活の行方

かなり前に周囲の知人たちに触発され、ネット婚活してみたと日記に書いた。大手の有料婚活サイトに登録し、少しだけ真剣に婚活してみた顛末を少し。。。


私が登録したサイトは、元Jの友人に勧められた「ブライダルネット」と言う大手の有料婚活サイトだ。ここは会員数26万人、登録にあたっての写真や証明書審査がしっかりしていて、登録すると担当者が色々なアドバイスをしてくれる。登録会員も真面目な方が多く、とても熱心に婚活しているように感じられる。


しかし、登録会員の94%が大都市圏に集中し、新潟のような地方都市の登録者は全体の0.5%に満たない。例えば新潟県の女性登録者30~40歳(他条件なし)で検索した場合、わずか8人しかヒットしない。しかも、そのうち5人が1週間以上もログイン無し。つまり、実質3人しか活動していないことになる。ほぼ選択肢ゼロの男性会員に対し、逆に女性会員の場合は男性からのアプローチが殺到。それはそれで大変だと聞いた。


私の場合も、有料登録してから「女性会員いなーい!失敗した~!」と後悔した。それでも運が良かったのか、登録1週間にしてAさんと言う33歳の女性からアプローチがあり、1週間ほどのメール交換を経て実際に会うことができた。彼女は、菅野美穂によく似た美人さんであった。性格も良くて趣味も合う。ただ一つ、そんな女性が半年以上もブライダルネットで婚活していることが引っ掛かった。なんで?と。


彼女とはラインで色々話したし5回ほどデートもした。しかし、彼女はシフト制の仕事で休みが不定期なうえ、その不定期な休日には副業の鍼灸・マッサージの仕事をしているため、なかなか会うことができない。過去のデートも私が休暇を取ってやっと会えた状態だ。あと、メールもラインもビックリするほど超絶スロー&マイペース。なるほど、これが原因なのかなと思った。


彼女は将来的に鍼灸・マッサージの仕事を開業すべく、今は実家暮らしをしながら二足の草鞋で資金を貯めている状態。そんな努力をしている人を見ると「夢に向けて頑張れ!」と応援したくなる半面、今は婚活より仕事の方を優先すべきなのでは?とも思ってしまう。彼女の年齢と外見と性格なら、夢をある程度実現させてから婚活しても遅くは無いだろうし。


ちなみに、私がブライダルネットで出会えたのは彼女のみ。九州の女性から来た(なぜ?)アプローチを断った以外、誰ともメッセージ交換すらできなかったし、二ヶ月の有料期間で新潟県に新会員が入ってくることも無かった。これで地域同一会費は不平等だと思う。過去にもYahoo!やゼクシィの婚活サイトに登録したことがあるけど、どこも地方の男性会員が厳しいのは大差無い。ネット婚活って数ある婚活の中でもハードルの高い分野だと思う。


さて、これからどうしようかなと言うのが今の気持ち。Aさんとの関係も既に「難しいかな」と思っている・・・と言うか既に面倒臭くなって、かれこれ2週間以上も連絡取っていない。有料会員も早々に解除してしまった。かといって新たにネット婚活を始める元気も無いし、そもそも数名の候補者と同時進行してなんぼ、数打ちゃ当たる式のネット婚活は自分に不向きだと思える。元々そんなに器用じゃないし。


考えてみれば、若い頃から結婚願望が薄かった自分。現役時代は「姉妹と結婚したらJW抜けられなくなる」と考えていたし、JW引退数年間も「結婚とか後回し!今はやりたいことが無数にあるから」と考えていた。しかし、年齢と共に結婚を考えるようになるのは、生物的な自然現象?DNA?なのかなぁ。ただ、そんな変化を遂げるまでに私は時間をかけ過ぎてしまった。「若さの盛りを過ぎて」からではダメなんだよね。若さの勢いも大切にしないと・・・。


まぁ、あの世界で心を壊さなかった代償が結婚だったと思えば、これも仕方ないのかなとも考えている。とりあえず、数え切れぬほどの有料婚活サイトを網羅し、私に婚活サイトを勧めてくれた友人。数多のサイトでモテモテだった彼(元JW)の凄さが改めてよ~く理解できた。それが幸せだったかどうかは別の話しだけどね(笑)